〈旅行記〉スパイスの街 カタール・ドーハ
有休消化期間を使って、ヨーロッパに2週間の旅に出ました。
一昨年に続いて、人生2度目のヨーロッパ。そして人生初の海外一人旅です。
今回はカタール航空を使って、ドーハで10時間のトランジット。これはドーハ観光もせねば!ということで、カタール航空が無料で提供しているシティツアーでドーハの街を楽しんできました。
ドーハ国際空港に着いたのは早朝4時過ぎ。6時オープンの予約カウンターには30分前から行列ができていて、私もすかさず並びます。ツアーは1日に何度か運行しているみたいですが、無事1回目の枠をゲット。7時15分にまた来るようにカウンターのお姉さんに言われました。
ツアーの前に腹ごしらえ、ということで空港内のコンビニ的なショップでご当地ものを物色。
ドリンクはクミンが入った塩味のミルクで、これは初めて飲む飲み物でした。甘さはまったくなくてドロっとしています。カタールの灼熱の太陽の下だと、塩分補給できるしこういうのが飲みたくなるのかな。
さて、ガイドさんの案内で出国手続きをして、いざツアーに出発。1月ですが20℃越えの暑さで、ユニクロの超極暖が一瞬恨めしくなりましたが、バス内はギンギンにクーラーかかっていたので結果正解。
大型バスで2時間半くらいで市内を回ってくれます。
ペルシャ湾に浮かぶアラビアンな木造船と、背景の高層ビル群の対比が印象的。天然資源で経済が潤っているので、街全体はとても近代的です。
海沿いで出会った野良猫。
潮風に吹かれてワイルド無造作ヘアーになっていました。どうやらシャイらしくカメラ目線はしてくれませんでしたが、瞳は見たことない透き通ったグリーン。
ちなみに現地の車は8割がた日本車でした。カタールの天然ガス輸出先第1位が日本だそうで、繋がりが強いみたい。
バスはピンポイントで観光地を回っていきます。いかにもアラビアンなシャッターチャンスも用意してもらったあとは・・・
ツアーの目玉、市場「スークワキーフ」へ。
これこれこの感じ、異国に来たって感じしますよね!
ストリートごとに、生地屋さん、お土産やさん、ペット屋さんなどが立ち並んでいます。
そして、食べ物好きな私がいちばんテンション上がったのは、スパイスストリート!
カラフルなスパイスがずらっと並んでいて、全てごちゃまぜになった独特の匂いたるや。魔法のランプから出てくるモクモクはきっとこんな匂いね‥‥と思えるほど、トリップしちゃいそうな魅惑の香りなのでした。
さてさて、シティツアーから空港に戻るとちょうどお昼時。
空港内のカフェでリコメンドされていたTurkish Coffeeは、これまたカルダモン入りのスパイスコーヒー。どんなものかと頼んでみたら、エスプレッソに沈殿するくらいしっかりカルダモンが入った超ストロングな飲み物でした。
クロワッサンは、zaatar(ザーター)クロワッサンという見かけないものをチョイス。中東では定番のクロワッサンだそうで、日本でいうハーブソルトみたいなのが振りかけてあります。調べたら、ザーターとはミックススパイスのこと。ほんとにスパイス好きなカルチャーなんですね!
その後スペイン・バルセロナに入り、このブログはバルセロナのAirBnBの部屋で書いています。
明日からはヨーロッパの旅行記です。